面接官の嘘を見抜け

以前取り上げた記事の中で、ネイルサロンの求人票の内容を鵜呑みにしたり、期待してはいけないものだと書きました。(参照:ネイリストの求人情報はウソだらけ!?
では、実際その内容が本当かどうかを確認する為の手段として最も有効的なものはなにかというと、実際に面接に行く事なんです。面接で「ある事」を確認する事により、そのサロンの求人票が信用できるものかどうかが分かります。

▼▼▼下に続く▼▼▼

最低な面接内容

本来面接は、50%50%の対等の立場で行われる事がよいのですが、どうも面接する側が上から目線で接してくるサロンが多いような気がします。
求職者であるネイリストの方もペコペコしながら「いい顔」をします。面接官が喜びそうな歯の浮くような綺麗事を並べたり、出来もしない事を出来ると言ったり、何を言われても大丈夫だと連呼したりします。そして面接官はそれが本当かどうかを見極めてこようとし、ネイリストの方はそれがバレないように面接武装をする。選ぶ立場はサロン側にあると勘違いしたお店は、散々お店の自慢話と見栄をはったあげく、しゃべり疲れたころに採否は1週間後だと言い終了。
そしてネイリストはめいっぱい感謝をしてお店を出る…
これが一般的なネイルサロンの面接の図式ですね。
なんて馬鹿げた光景なんでしょうか…。

面接は騙しあいである

まず、この面接の流れの見方を変えてみましょう。
面接は対等です。求職者であるネイリストもサロンを選ぶ立場であるという事を強く意識しましょう!貴方が面接でいい顔(面接武装)をして、それを面接官が見極めようとしてくるのであれば、その面接官が話す言葉も綺麗事である可能性が高いわけですから、それを見極める必要があるのです。

例えば「ウチはネイリストである前に人間性を重視する、遅刻など時間を守れないような方はいらない」このように話していたとするなら、今その面接は時間通りに始まったのか?面接官が遅れるようなことはなかったか?

「ウチは掃除をきっちりするお店です」サロンをよく見渡してください。果たして綺麗に整理整頓されたゴミ1つ落ちていないサロンなのでしょうか?

求人票に「笑顔の絶えないサロンです」と書かれてあったのなら、働いているスタッフをよく見てください。貴方がサロンに着いた時に笑顔で元気よく迎えてくれたましたか?お客様に接するときのように気配りをしてくれましたか?

また「研修制度が充実している」と書かれてあったなら、その説明は図を使って分かりやすく説明してくれていたり、何か資料を見ながら話していたりしましたか?(口だけの説明の場合は、後日聞いたら違うことを言っている可能性がありますよ)

もし面接官とスタッフが話している場面を見る機会があったなら両方の顔をよく見てください。そこに信頼関係が築けている様子でしたか?

貴方は、面接の機会をいただいた事に感謝をすると思いますが、お店側も面接に来ていただいた貴方に対しての感謝の気持ちを伝えてきましたか?

このように求職者であるネイリストもしっかりサロンを見極める事が大事なのです。
面接官も綺麗事を並べている可能性があります。
サロン選びは求人票からですが、最終的に選ぶ基準は「面接官の言葉の真偽」です。