その求人情報は「広告」ですから褒め言葉が沢山並んでいます
お店のマイナスな面は100%書いていません
そしてよく見るこんなキャッチコピー
「スタッフ同士仲が良く、笑顔の絶えないサロンです」
「研修制度が充実しています」
「長く勤められるサロンです」
このフレーズを見たらまずは疑ってかかれ!
当たり前のことを書いている
これの何がダメなのか?わかりますか?
よく考えてみてください!
スタッフ同士が仲がいいのは、いいサロンなら当たり前の事ではないですか?
笑顔が絶えないサロンも、いいサロンなら当たり前の事ではないですか?
当たり前の事をわざわざ書いているってことは、そのお店では当たり前じゃないってことですか?
わざわざこんな言葉をキャッチコピーとして使うってことはそれ以外書く事がなかった…?
自己満足・自己評価をしている
これもよく書いていますよね
特に未経験者の方には魅力的なフレーズ
これだけのフレーズで研修制度が充実していると決め込むのは危険です
だって「充実」という言葉はあまりにも抽象的すぎると思いませんか?
具体的にどう充実しているの?
例えば研修ではどういうことをするの?
どんな人が先生で、どんな内容で、どういう流れでするの?
そこに疑問が生まれませんか?
それに、充実していたかどうかは、それを受けたネイリストが決めることですよね!?
その研修を受けてみて、その方にとって有意義な研修制度であった時に「すごく充実した研修だった」と初めて思うわけです
もちろんそれは人により捉え方は様々です
あなたにとっては、くだらない研修内容かもしれません
これは受け手によって評価が変わる事なんです
あなたの求めている「充実」とお店の「充実」の意味が違うかもしれませんよ
もし、そのキャッチコピーの後に具体的な内容が書かれていて、あなたがそれを読んで研修内容の想像ができ心躍れば、それはあなたにとって充実していると考えていいでしょう
このように自己満足・自己評価をしているお店は「本当にそうなのか?」と疑ってかかったほうがいいですね
本当に充実していると自慢できるような内容なら、必ず具体的に書いているはずです
むしろ具体的に書いてアピールしたいはずです!
だってあなたもそうではないですか?
例えば、自慢の親友や恋人の事をどんな人?と聞かれたとき具体的にその人のいい所を細かく話しませんか?
私の恋人は○○なところがすごく優しねん♪
私が○○で悩んでいる時とかもこういう考え方もあるよ!ってアドバイスしてくれるし、それにこの前も…
って聞き手が耳をふさぎたくなる様な自慢話を次から次へとしちゃいません?
逆にどんな人?って聞いた時に
「かっこいい」「優しい」「背が高い」など
抽象的な褒め言葉や、外面ばっかり褒めている人をみると中身の薄いペラペラのお付き合いか、もしくは褒める所が他にない人
と思ってしまいません?
これ同じです!
自慢できる事は、相手に知ってもらいたくなり具体的に話したくなるはずなんです
つまり具体的に書いていない
「自己評価・自己満足」には気を付けろ!ってことです
求人広告には願望を書く傾向がある
このフレーズも同じです
なぜ長く勤められるのか?具体的に書かれていない場合は危険です
例えば女性の場合
産休・育児休暇がある(実績があることが大前提)
結婚してからでも続けられる勤務体系がある
定期的にリフレッシュ休暇がある
など
長く続けられる理由がはっきり書かれてあることがこのフレーズを見極めるポイントになります
また、これは願望を書いている可能性もあります
すぐにスタッフが辞めてしまうから「長く勤められるサロンです」と長続きして欲しいという願望から書いているケースです
冒頭にもありました「スタッフ同士仲が良く、笑顔の絶えないサロンです」こちらもお店側の願望かもしれません
求人広告はあくまでも広告です
褒め言葉が沢山ならんでいるその言葉を1つ1つをよく吟味することが大事です
まとめると
・当たり前の事を書いているお店
・自己満足・自己評価しているお店
・願望を書いているお店
は気を付けましょう!